「考えているつもり」で、考えなくなっていないか

サラリーマンのプロ

40代になると、
忙しさの質が変わってきます。

仕事の量が増えるというより、
判断の回数が増えていく。
そんな感覚を持っている人も多いのではないでしょうか。

部下の相談を受け、
上司の意向を考え、
数字を確認し、
会議に出て、
次の会議に向かう。

一日を振り返ると、
何かを考えていなかった時間のほうが
少なかったようにも思えます。

忙しいほど、人は「考えているつもり」になります

この状態は、決して悪いことではありません。
むしろ、責任ある立場にある証拠でもあります。

ただ、その一方で、
少しだけ気になることがあります。

それは、
本当に自分で考えていたのかどうか
分からなくなっていないか、ということです。

気がつくと、

  • 会社の方針をなぞっているだけ

  • 前例に沿って動いているだけ

  • 周囲の期待を先回りしているだけ

そんな判断が増えていることがあります。

それでも、日々は滞りなく回っていきます。
だからこそ、違和感は表に出にくくなります。

「判断している」と「選ばされている」は違います

ここで、一度立ち止まってみてください。

最近の仕事の中で、
自分で決めたと、はっきり言える判断は
どれくらいあったでしょうか。

立場上そうするしかなかった判断と、
自分の意思で選んだ判断。

この二つは、似ているようで、
まったく違うものです。

忙しさの中では、
この違いは簡単に曖昧になります。

正解を出す必要はありません

ここで、何かを変える必要はありません。
行動を起こす必要もありません。

転職を勧めるわけでもなく、
独立を促すわけでもありません。

ここで扱いたいのは、
判断を取り戻すための視点だけです。

それを意識できるかどうかで、
日々の見え方は少しずつ変わっていきます。

今日の問い

最後に、ひとつだけ問いを置いておきます。

最近の判断で、
これは「自分で決めた」と言い切れるものは何でしょうか。

大きな決断でなくて構いません。
小さなことで十分です。

それをひとつ思い出せたなら、
今日はそれで終わりです。

次回は、
立場が上がるほど、なぜ現場が見えなくなるのか
そのことについて書いていきます。

 

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