上司と戦い続けると、どこで詰むのか

サラリーマンのプロ

私の経験で言えば、
心から尊敬できる上司は三割ほどでした。

役職があるから偉い、とは思えませんでした。
係長だから、課長だから、部長だから尊敬する、という感覚はありませんでした。

私は常に「成果」と「顧客」を基準に見ていました。

だから、合わない上司には反発しました。
若い頃は特にそうでした。

評価が下がっても構わない。
異動になっても構わない。

成果で示せばいいと思っていました。

そして実際、成果は出してきました。
偶然ではありません。
必死に考え、動き、ねじって出してきた成果です。

ただ、それがサラリーマンとして再現性のあるやり方かと言われると、
正直、自信はありません。

成果が出たから生き残れただけで、
出なければもっと早く詰んでいた可能性もあります。

「辞めてもいい」という覚悟

若い頃は、「最悪辞めればいい」とどこかで思っていました。

20代の頃は、本気でそう思っていました。

しかし家族を持つと状況は変わります。

36歳のとき、本気で上司と衝突し、
三年後に辞めるつもりで中小企業診断士の勉強を始めました。

本気でした。

結果的に辞めませんでした。
上司が異動になり、信頼できる人が上に来たからです。

大きな組織には、
「時間が構造を変える」という側面があります。

二、三年我慢すれば、どちらかが動く。

これは大企業ならではの構造です。

小さな組織では事情が違う

中小企業では、
人間関係の固定化が起きやすい。

逃げ場が少ない。

だからこそ、
私のように当たり続けるやり方は勧められません。

サラリーマンのプロとは何か

私は営業のプロではありました。

しかし、サラリーマンのプロだったかと問われると、
少し考えます。

サラリーマンのプロとは、

成果を出す人ではなく、
持続できる人かもしれません。

成果軸を持ちながら、
人の自尊心を守る。

戦うこともある。
しかし、立てるところは立てる。

バランスです。

私はバランスを欠いていました。

だから最後は離脱しました。

後悔はありません。

ただ、皆さんに
「私のようにやればいい」とは言えません。

それが再現できるとは思わないからです。

 

 

編集後記

この記事で書いている内容は、私自身が31年間、BtoB営業と営業マネジメントの現場で経験し、悩み、反省し、考え続けてきたことそのものです。

なぜ、今この仕事をしているのか。
何を大切にし、何を伝えたいのか。
その背景については、こちらに正直に書いています。

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ご挨拶|私がこの仕事をしている理由あらためまして、JSMジャパンセールスマネジメント株式会社、チーフコンサルタント・代表取締役の中村昌雄です。当ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。ここでは、私がなぜこの仕事をしているのか、何を...

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