サラリーマンを、否定したいわけではありません
私は、サラリーマンという立場を否定したいとは思っていません。
むしろ、長くサラリーマンとして働いてきた人たちは、もっと正当に評価されていい存在だと思っています。
会社に属し、役割を担い、
理不尽や違和感を抱えながらも仕事を続けてきた人たちは、
決して「考えてこなかった人」ではありません。
ただ、その過程で
考える余白を失ってしまう瞬間がある。
私は、そこにだけ距離を取りたいと思っています。
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私自身の立ち位置について
私自身、長く会社組織の中で働いてきました。
現場で数字を追い、部下を持ち、判断を引き受ける立場にも、
判断を誤り、迷い、立ち止まった立場にも、何度も立ってきました。
組織の中では、
「正解らしきもの」が常に求められます。
しかし実際の現場では、
正解よりも 判断を引き受ける覚悟 が求められる場面の方が圧倒的に多い。
ここに書くのは、成功談でも、教訓集でもありません。
組織の中で立ち止まり、迷い、引き受け、判断してきた中で
少しずつ見えてきた視点です。
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サラリーマン根性とは何か
ここで言う「サラリーマン根性」とは、
サラリーマンという立場そのものを指しているわけではありません。
判断を上司に預けきってしまう
空気に合わせることが正解だと思い込む
我慢や耐久を、美徳として使い続ける
「仕方ない」で思考を止めてしまう
そうした 思考の癖 を、便宜的にそう呼んでいます。
それは個人の弱さではありません。
長く組織で働く中で、誰にでも起こり得るものです。
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私が考える「サラリーマンのプロ」
私がこのnoteで書いていきたいのは、
サラリーマンのプロという在り方です。
それは、特別な能力を持った人のことではありません。
従うけれど、委ねきらない
合わせるけれど、染まりきらない
組織に属しながら、判断は自分の手元に残している
そんな人を、私は「プロ」だと考えています。
サラリーマンのプロは、
サラリーマンらしく振る舞いすぎません。
しかし同時に、会社を壊そうともしないし、
安易に辞めることを勧めたりもしません。
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この記事で「やらないこと」
この記事では、意図的にやらないことがあります。
正解を教えること
成功体験を売ること
不安を煽ること
辞めろ/残れと決めつけること
ここに書くのは、答えではなく 判断材料 です。
どう働くか。
どこに距離を取るか。
続けるか、離れるか。
それを決めるのは、読んでいるあなた自身です。
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最後に
サラリーマンであることは、敗北でも妥協でもありません。
ただし、思考まで会社に預けてしまう必要はありません。
ここでは、
サラリーマンでありながら、自分で判断し続けるための考え方を、
静かに書いていきます。
正解は出しません。
けれど、判断を取り戻すための材料は、丁寧に置いていくつもりです。
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